大赫というツボはED改善に役立つ

投稿日:2018.01.14

EDは、かっては「Impotence」と呼ばれていた症状のことで、勃起機能が低下し満足のいく性行為が出来ない状態のことです。
2000年に行われた全国の30歳~79歳の既婚男女3854人を対象としたアンケートによると、男性の約29.3パーセントがEDの自覚があると回答しています。

この様に多くの男性が悩んでいるEDを改善するために、様々な治療法が考案されていますが、現代医学によるアプローチは対処療法的な側面が強く、根本的な問題を解消するまでには至りません。
また、現在最も人気を集めている治療薬を服用するという方法は、血圧や心臓に異常がある人は選択することが出来ないので、全てのEDを改善できないという問題を抱えています。

これに対して、EDの人すべてが実践できるのが、東洋医学をベースとしたツボ療法です。
これは、気の出入り口のツボを刺激することで自然治癒力を引き出し、身体全体を正常な状態に回復させるという内容です。
効果を得ることと引き換えに何かを犠牲にするような方法ではないので、副作用の心配はありません。

なお、ツボを刺激する方法は、鍼や灸を用いる鍼灸が最も広く知られていますが、温めたり優しく揉むというやり方でも効果を期待することが出来ます。
ちなみに、EDに対して効果的なツボはいくつかありますが、その中で代表的なのがお臍から指4本分下にある「大赫(だいかく)」です。

この大赫は、男性ホルモンの分泌を促進する作用を発揮するツボで、ED改善や精力増強、睾丸のパワーアップなどの効果を期待できます。
押し方は、両手の親指で優しく力を入れながらゆっくりと圧をかけ、下腹部の脂肪が軽くへこむまで押します。
そして、同じようにゆっくりと力を抜きながら話します。
なお、押す時には息を吐きながら行い、離す時には息を吸い込むということもポイントです。
これを1日に1回~3回程度毎日続けることにより、自然な回復を期待することが出来ます。

その他にEDに有効なツボはある?

EDを改善するために有効なツボは、大赫以外にもいくつか存在しています。
そのため、これらも同時に刺激することにより、さらに効率的な改善効果を期待できます。
具体的には、「横骨」・「志室」・「腎兪」などで、刺激するやり方は大赫の場合と同様で、温めたり優しく揉むという方法で大丈夫です。
これらはいずれも大赫と同じで男性ホルモンの分泌を促進する効果が見込めるのですが、存在している位置が違います。
横骨は肋骨の上縁中央から左右5mmの場所で、志室はお臍の真裏から一直線上の真横にある位置で背骨から指4本分外側、腎兪はそこから指2本分内側にあります。

ちなみに、これらの押し方としては、横骨は人差し指の腹の部分で力を入れ過ぎないように優しく、志室と腎兪は両手を添えて安定させて親指でしっかり押したり揉んだりするのが適当な方法です。
これは、横骨は局部に近いところにあるために注意しなくてはならず、志室と腎兪は背中の筋肉がしっかりと付いている場所にあるので強めに刺激しなくては効かないからです。

一方、男性ホルモンの分泌量の低下が原因ではなく、疲労やストレスでEDになったような場合は、他の部位にあるツボを刺激する方法が効果的です。
この場合は、下半身全体の疲れを取るということで広く知られている「足の三里」、足裏マッサージなどでは必ず対象となる「湧泉」が有効です。

また、疲労が重度で自分でツボを刺激する元気がないというような場合は、使い捨てカイロで刺激するという方法も効果的です。
この場合は、内くるぶしからアキレス腱の間にある「太谿」やお臍から指5本分下にある「中極」、仙骨部を触った時に上から2番目に触れる窪みの中にある「次髎」も対象に加えるのが適当です。