糖尿病の人はEDになりやすい?

投稿日:2017.11.13

EDと糖尿病は一見関係がなさそうに見えますが、実は密接な関係があります。
まず、糖尿病とは血液中の糖分の濃度が高くなっている状態のことを言います。
そして、EDは勃起不全のことを言い、満足に勃起できない状態があることです。
完全に勃起しないだけでなく、途中で萎えてしまったり、勃起までの時間がかかるというのもEDの症状です。

そもそも、勃起するためには、性的興奮を脳が感じて神経回路を通して勃起が起こります。
糖尿病の人は神経障害が起こりやすく、伝達がうまくいかないためにEDになりやすいです。
さらに、神経障害に加えて、海綿体がうまく働かなくなってしまうこともあります。
脳が興奮を感じても、伝達できなければ勃起は起こりませんし、伝達できたとしても海綿体に血液が充満しなければ勃起できません。

糖尿病は全身の血管に動脈硬化が起こりやすいという特徴があります。
動脈硬化により、陰茎への血液の流れが悪くなってしまうと、EDになりやすいことが分かっています。
このように、糖尿病による体内の変化により、EDが起こりやすくなってしまいます。
動脈硬化は、血管がかたくなっていくことですが、血液の流れを悪くするため、陰茎に必要な量の血液が流れ込まないと勃起は起こりません。
もし起こっても中途半端な状態になってしまうこともあります。

糖尿病によるEDかどうかという点は、ヘモグロビンA1cを調べると分かります。
ヘモグロビンA1cとは、過去1カ月の間の平均的な血糖値のことで、この数値が8以上であるとEDになりやすいです。
もちろん、この数値だけでなく、どの程度の期間糖尿病になっているかという点や全身の健康状態などを含めて診断されます。
かかりつけの医師に相談すれば、ヘモグロビンA1cを含めての総合的な診断が可能になります。

このように糖尿病による神経障害や動脈硬化、海綿体の問題などが組み合わさることで、EDが起こりやすくなります。
中には、診察に行かないので自分が糖尿病であるかどうかわからにあ人もいるので注意が必要です。

糖尿病を改善するにはどうすれば良い?

糖尿病を改善するためには、血糖値を下げる必要があります。基本となるのは、食事、運動、そして薬による治療になります。
糖尿病になっている人の多くは、摂取カロリーが消費カロリーと比較すると増えているという傾向がみられます。
食事内容を見直して、適正な栄養素を必要なカロリーだけ取る必要があります。特に、糖の摂取量には気を付けなければいけません。

また、運動によってインスリンの働きが改善され、血糖値の上昇を抑えることができます。
体を動かすことは糖を使うことでもありますし、筋肉を作り、脂肪を減らすことができます。適正体重であるということは、糖尿病の治療においてとても大切なことです。

血糖値のコントロールの方法は、個人の状態に合わせて行われます。
運動や食事を改善するだけで、血糖値が正常な範囲になることも多いです。それほど生活習慣と密接にかかわっていることが分かります。

運動や食事を気を付けても、血糖値が下がらないという場合に薬による治療が行われます。
血糖値の測定から薬の処方などは、健康保険を使って治療を行うことができます。ある程度血糖値がコントロールできれば、EDの症状も改善されます。

しかし、EDの症状が改善されないようなときはED治療薬を使用することもあります。
ED治療薬に関して歯、健康保険が適用されないので、自費診療という扱いになります。飲んでいる薬の確認があるので、糖尿病で薬を飲んでいる場合は正直に伝えるようにしましょう。
飲み合わせや症状に合わせて、ED治療薬を処方してもらうことができます。このような診療は恥ずかしいと感じるかもしれませんが、そのような心配はありません。
気になることがあれば医師と相談しましょう。